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【古典作品】『万葉集』|「3分でわかる!」シリーズvol.3

「万葉集」をはじめからていねいに

こんにちは。
御茶ノ水本校講師中野です。
今回は「万葉集」についての解説を書いていきたいと思います。

⑴誰でも分かる『万葉集』
編者: 不明(大伴家持が深く関わっていたと思われる)
成立時期:8世紀後半頃
ジャンル:和歌集(日本最古!!)

⑵登場人物は、どんな人?
物語ではないので「この人!」という主人公はいませんが、歌によっていろんな人が出てきます。
主な歌人をリストアップすると、、
・額田王(ぬかたのおおきみ)
・天智天皇
・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
・山上憶良
・山部赤人
・大伴家持
大御所が多いですね〜

⑶〜個人的キュンとした歌を紹介~
巻8 1456「この花の 一枝のうちに 百種の 言そ隠れる おほろかにすな」
(このはなの ひとよのうちに ももくさの ことそこもれる おほろかにすな)
これは藤原朝臣広嗣(ふじわらのあそみひろつぐ)がある女の子に送った歌です(女の子の詳細は語られていないので身分が低かったのかも)。
訳としては「この花の一枝の中には数えきれないほど言葉がこもっているんだ。軽い気持ちと思わないで。」といった感じです。花が咲いてる枝を折って歌に添えたのでしょうか。現代っぽくイメージすると一輪の花とメッセージカード的な…?おしゃれ過ぎません??そんなことされたらキュンじゃないですか??私だけですか…。
それはそうと、この歌には返歌があります。それがこちら↓

巻8 1457「この花の 一枝のうちは 百種の 言持ちかねて 折らえけらずや」
(このはなの ひとよのうちは ももくさの こともちかねて おらえけらずや)
訳「この花の一枝はこんなにも多くの言葉を持ちきれなくて折れてしまったのでは。」
はい、きました。罪な女の子きました。こんな返し、できます??「僕が君を好きっていうのは軽い気持ちじゃないよ」「そんなにまで気持ちを込めたからこの枝が折れちゃったのかな」なんですかこの少女漫画。こうやって見ると女の子ちょっと余裕ありげな感じにもとれますよね。自信ありげに近づいてきた相手を余裕であしらう感じ。それはそれで素敵。

はい、すみません。これからまとめにはいります。

⑷『万葉集』は、奈良時代(終わり頃)版Twitter本?
現代ではおもしろツイートや反響が大きい方のツイートって本になること多いですよね?そんなイメージを受けました。

⑸さいごに
『万葉集』を簡単にまとめますと、3点重要なポイントがあります。
1.現存する日本最古の和歌集
2.勅撰和歌集ではない
3.大伴家持が編纂に関わる

おわり
~~~~~~~~~~

これまでの「3分でわかる!」シリーズ

【古典作品】vol.1『古事記』
【古典作品】vol.2『大鏡』

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