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【加筆版】『増鏡』|「3分でわかる!」シリーズvol.20

こんにちは。
御茶ノ水本校講師の菊岡です。
今回は「増鏡」についての解説を書いていきたいと思います。

数ある古典作品の中でも有名な増鏡は2014年度の早稲田大学教育学部の入試でも出題されています!

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⑴誰でもでも分かる『増鏡』

作者:未詳
成立時期:南北朝時代
ジャンル:歴史物語

⑵登場人物は、どんな人?

登場人物①後鳥羽院
プロフィール:三種の神器を持たずして天皇に即位した。源氏から政権を取り戻すべく承久の乱を起こすが、あえなく敗退し、隠岐島に流される。

登場人物②後嵯峨院
プロフィール:父である土御門上皇が承久の乱の敗戦により土佐国へ流された後、母方の大叔父のもとで育てられたが、土御門一門は没落した状態にあり、大変苦しい生活を送っていた。20歳になるまで元服も出家もできなかったという。その後、当時の天皇が崩御したことから、次期天皇として擁立され、即位する。この擁立・即位にいたるまで、宮中はかなりもめたという。

登場人物③後醍醐天皇
プロフィール:南北朝時代、南朝の初代天皇。鎌倉幕府倒幕計画が密告され、隠岐島への流罪となる。しかし隠岐島からの脱出に成功し、足利氏の協力を得て北条・鎌倉幕府を滅亡させる。ところが、今度は足利側が離反し、対立が始まる(南北朝時代の始まり)。打倒北朝に燃えるが、志半ばにして病に倒れる。

⑶あらすじ

「後鳥羽天皇の即位から後醍醐天皇の流罪・京都への復帰」の約150年の出来事が編年体ににより記述されている。

大鏡、水鏡、今鏡と同様に、ある人物が昔話をし、筆者がそれを書き留めるという体裁をとって書かれている。

この「増鏡」で昔語りをするのは100歳余りの尼である。

⑷『増鏡』は、王朝貴族社会への憧れを隠せない歴史物語

貴族の没落と武家の台頭という時代の中で、作者は貴族社会への憧れを抱き、朝廷側に同情的な表現が多くなっている。

しかしその歴史認識は優れたものとして評価されている。

⑸古文常識・歴史的背景(前提)・歴史的影響

・「増鏡」は編年体で記述される
⇒歴史の中で起こった出来事を年代順で記述するという記述方法。
※これに対して紀伝体は、ある特定の人物について詳しく説明する記述方法。

・文体は「源氏物語」と同じ擬古文
⇒擬古文とは、平安時代の語法や用語、文体を参考に記述された文章である。特に江戸中期から明治時代にかけて国学者が好んで用いた。日常的な”俗文”と区別され、雅さが現れる”美文”とされる。

⑹さいごに

『増鏡』を簡単にまとめますと、3点重要なポイントがあります。
1.貴族から武家への政権の動きを記した歴史物語
2.編年体で記述される
3.擬古文で記述される

 

 


 

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