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武田塾 御茶ノ水本校

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【古典作品】『将門記』|「3分でわかる!」シリーズvol.31

「将門記」をはじめからていねいに

 

こんにちは。
御茶ノ水本校講師松岡です。
今回は「将門記」についての解説を書いていきたいと思います。

 

1)誰でもでも分かる『将門記』
作者:不明
成立時期:不明。940年以降。
ジャンル:軍記物語

 

2)登場人物は、どんな人?
登場人物①平将門
プロフィール:939年に反乱を起こして関東諸国を攻略。新皇と称して下総に内裏を設置するが、940年に下野の押領使の藤原秀郷等に討たれる。

 

登場人物②藤原秀郷
プロフィール:将門が攻略した下野国の押領使であり、その後将門討伐の功績を上げた人物である。将門の乱以降の動向に関しては不明。

 

関連する人物:平貞盛桓武平氏の祖先で、この戦いで功績をあげ一族の発展の基礎を作り上げた。)

 

3)あらすじ
平将門は父の遺領問題で伯父・国香と争い、勝利をおさめます。勢力を拡大し、受領と地方豪族との争いにも介入、国衙と戦を交えたことからついには朝廷にも反逆します。関東諸国を攻略し、新皇とまで称するようになります。しかし、最後には将門も藤原秀郷や平貞盛らの軍に討ち取られ、反乱軍も瓦解します。なお、『将門記』は将門に同情的なスタンスをとっています。

 

4)文学史での位置づけ

前九年の役の顛末を描いた『陸奥話記』とともに軍記物語の先駆的作品です。加えて、律令制がうまく機能しなくなり各地で様々な問題が出てきたことを顕著に示す資料でもあります。

 

5)さいごに
『将門記』を簡単にまとめますと、3点重要なポイントがあります。

 

1.平将門の乱のいきさつを物語風に描いた。
2.平将門に同情的。
3.入試では、軍記物語をセットで答えさせる問題が出題されるので同じジャンルの陸奥話記
や、保元物語、平家物語、太平記などを一緒に覚えておく。

 

おわり

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