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【古典作品】『日本永代蔵』|「3分でわかる!」シリーズvol.33

「日本永代蔵」をはじめからていねいに

 

こんにちは。
御茶ノ水本校講師Kです。
今回は「日本永代蔵」についての解説を書いていきたいと思います。

 

⑴誰でもでも分かる『日本永代蔵』←分かりやすく簡単な解説
作者:井原西鶴
成立時期:1688年
ジャンル:浮世草子

 

ー豆知識ー
本書の軽妙な文体は後の太宰治に影響を与えたといわれています。

 

⑵登場人物は、どんな人?

登場人物は、お金に関する様々な悩みや願いを持った江戸時代の一般庶民(町人)。
彼らのやり取りがコミカルに描かれています。

 

⑶あらすじ

『日本永代蔵』は「どうやったらお金持ちになれるか」ということについて、数々の短編小説を用いて説明しています。

 

その中から、NHK連続ドラマ「あさが来た」の物語の中で登場したことでも有名な「長者丸」のお話を紹介します。
貧乏で困窮している男がある金持ちの男に、「貧乏を治す薬」はあるかと尋ねると、金持ちの男は、お金持ちになる薬「長者丸」の調合方法を教えます。
調合には次の5つのものが使われます。

 

1、早起き
2、仕事
3、夜なべ
4、倹約
5、健康

 

これらをすべて毎日服薬しろというのです。

現代の私たちの生活でも同じことが言えそうですね。

 

⑷『日本永代蔵』は、江戸時代の「もしドラ」
日本永代蔵は、お金持ちになる方法を示したハウツー本であり、そのノウハウを教科書的にというよりはむしろフィクションドラマの形で具体性をもって説明しています。ずばり、現代でいうところの「もしドラ」です。

 

⑸作品の評価・歴史的背景

 

・井原西鶴は「浮世草子の父」
井原西鶴の別著「好色一代男」が浮世草子の先駆とされています。浮世草子とは、一般庶民や町人の生活を描く小説の形態です。

 

・「日本永代蔵」の書かれた当時は商業が盛んになっていました。そんな時代ですから、”お金の儲け方”に江戸の人々は興味津々で、この「日本永代蔵」は当時の大ベストセラーになったのです。

 

⑹さいごに

 

『日本永代蔵』を簡単にまとめますと、3点重要なポイントがあります。

 

1.「お金持ちになる方法」が物語を用いて描かれた江戸時代のハウツー本
2.浮世草子の先駆者である井原西鶴の作品
3.商業が盛んな江戸時代のベストセラー

 

おわり

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