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【必見】早稲田大学でも頻出の文学史有名作品5選!

みなさんこんにちは!
武田塾御茶ノ水校講師の松岡です。

 

さて、先日の記事でも紹介しましたが、早稲田大学文学部の古文にはある特徴がありましたよね。
覚えていますか??

そうです!

出典が全て平安時代なんです!!!

 

ということは平安時代の作品覚えていれば高得点取れますよね。

 

そして2018年度の入試問題の出典である「俊成家集」調べてみました!

 

 

!!!?!??!!

また平安!!

 

先見の明とはまさにこのこと!

去年この記事を読んだ人おめでとう!!!!!

 

これは覚えていかない手は無いですね。

 

という訳で今回は、早稲田大学の入試に向けて、

平安時代の有名作品を紹介していきたいと思います!

 

入試頻出有名古典作品5選

①『大鏡』

 

平安時代後期に書かれた作者不詳の歴史物語です。

いわゆる『四鏡』の中では最も早い時期に書かれており、

四鏡の他の作品(今鏡・水鏡・増鏡)はこの大鏡のスタイルを踏襲しています。

 

藤原氏一族の栄華を中心に、宮廷の歴史176年間を紀伝体を用いて記述しています。

話のスタイルとしては、大宅世継(190歳)と夏山繁樹(180歳)という二人の老人が,

雲林院というお寺で自分たちが見てきた宮廷の歴史を思い出話のように語り合い,

それを聞いた一人の若侍が感想や批評を述べていくという形になっています。

 

藤原氏に対して批判的なスタンスを取っていることが特徴です。

特に有名な物語としては、

藤原家の氏の長者争いの一場面を描いた『南院の競射』や、

藤原道兼が時の天皇である花山天皇をだまし退位させて、

藤原氏出身の母を持つ皇子を天皇にすることに成功した『花山院の出家』などがあります。

 

【古典作品】『大鏡』|「3分でわかる!」シリーズvol.2

 

②「源氏物語」

 

平安時代中期に成立した長編物語で、作者は紫式部です。

容姿・才能ともに恵まれた主人公・光源氏の栄華と苦悩、そして彼の子の活躍を描いています。

 

前半

桐壺帝の子供、光源氏は幼くして母を亡くします。

帝の後宮として新たに入った藤壺の宮が母に似ていることを聞きつけた源氏は、

彼女を思い焦がれるようになります。

思いをおさえきれなくなった源氏はついに父の正妻である藤壺を解任させてしまい、

藤壺と合うことを禁じられてしまいます。

藤壺の宮を思いながらも、葵上、空蝉、夕顔、六条の御息所など様々な女性との出会いを重ねます。

そんな中、藤壺の宮に似た紫の上という少女を見つけた源氏は、

紫の上を自分の理想の女性に育て上げ結婚します。

 

後半

順風満帆かに見えた源氏の人生は、少しずつその歯車が狂い始めます。

女三の宮という身分の高い女性を妻に迎えたことで、

最愛の妻である紫の上は失意に暮れて亡くなってしまいます。

また、三の宮も源氏が理想とする女とはかけ離れており、

さらには源氏の息子の友人である柏木との密通が発覚します。

源氏は自分の父への裏切りの報いを受けたのだと気づきます。源

氏は世の無常を悟り出家を志すようになります。

そして源氏の死が暗示されて本編は終了します。

 

③「夜の寝覚」

 

平安時代後期の作品で、作者は未詳です。
主人公・寝覚の上と、その姉の夫・中納言との苦悩に満ちた恋愛を描いています。
大まかに全四章から構成されています。

 

第1章


主人公の寝覚の上中納言(のちの大納言、内大臣)が出会う場面。

中納言の子を身ごもりますが、

中納言の妻で寝覚の上の姉である大君にばれてしまい結婚生活は破綻してしまいます。


第2章


寝覚の上は心ならずも老関白と結婚しますが、

老関白のやさしさに寝覚の上も次第に心を許していきます。

失意に暮れる中納言は帝の妹女一宮に心を寄せ結婚します。

やがて老関白も死去、寝覚の上は未亡人となります。


第3章


入内した老関白の長女・内侍督に付き添って寝覚の上も宮中に入ります。

そこで寝覚の上に心をひかれた帝が、

寝覚の上がひとりでいるところに入り込み強引に思いを遂げようとするという思わぬ出来事が起こります。

その事件を解決した内大臣と寝覚の上は再度惹かれ合うようになります。

それをよく思わなかった内大臣の妻・一宮はあらぬ噂を立てて、

寝覚の上を苦しめます。

そのことに耐えきれない寝覚の上は出家しようします。


第4章


寝覚の上は内大臣の強い説得を受け、ようやく出家を諦めます。

そして、寝覚の上が次男を産んだところで物語は終わります。

 

 

④「更級日記」

 

更級日記は平安中期ごろに成立した日記です。作者は菅原孝標女で、菅原道真の子孫にあたる人物です。
作品の全体の構成としては、

1.上洛の旅
2.家居の記
3.宮仕えの記
4.物詣の記
5.晩年の記

に分かれます。

 

菅原孝標女は10~13歳の幼少期を父の赴任先である上総の国〈今の千葉県〉で過ごします。

当時から源氏物語に憧れを抱いていた作者は、

父の赴任が終了すると同時に上京して源氏物語を読みふけり宮仕えへのあこがれを強めていきます。

そのころ継母(ままはは)の別離や乳母や姉との死別、母の出家を経験します。

後に後朱雀帝の皇女である祐子内親王の元で憧れの宮仕えを経験しますが、

理想とかけ離れていて長続きしませんでした。

宮仕えを始めて一年後に橘俊通と結婚し、長男の中俊を出産します。

子どもが育った後は石山、初瀬、鞍馬などを参拝しています。夫の死後は出家し仏教へと救いを求めていきました。

 

【古典作品】『更級日記』|「3分でわかる!」シリーズvol.24

 

⑤「伊勢物語」

 

伊勢物語は平安前期に成立した歌物語作品です。主人公は在原業平がモデルとされています。
伊勢物語の有名な作品2つを取り上げます。


芥川

男が高貴な姫と恋に落ちてしまい駆け落ちを決意します。

姫を背負いながら逃げている最中に、

雨が降ってきて雨宿りをするために芥川のほとりの蔵に姫を押し入れます。

しかしそこには鬼が隠れていて姫は食べられてしまい、

男は絶望に暮れ物語は終了します。


東下り

芥川の一件で噂になってしまった男は、

この都にはもういることができないと悟り、

友人2、3人と東に向かい旅に出ます。

しかし、正しい道もわかるわけではなく、

旅の一行は都に残してきた人たちのことを思いながら、歌を詠み合います。

伊勢物語は日本最初の歌物語なので、歌だけではなく物語性を重視した作品になっています。

 

【古典作品】『伊勢日記』|「3分でわかる!」シリーズvol.11

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか?
今回紹介した5つの作品は平安時代の文学史の中でも重要なものばかりです!

この他の知識は、

SPEED攻略 10日間 国語 文学史で補強しましょう!


作品のあらすじ歴史的背景を理解すると問題も解きやすくなると思うのでオススメです!!
以上、松岡でした!

 


 

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