こんにちは、武田塾御茶ノ水本校です。
2019年の受験生は勉強を開始している頃でしょうが、近年の入試難化の傾向をご存知でしょうか?
本日は私大を中心に入試が難化していることについてお話をしたいと思います。
2019年度入試難化の実態!
そもそも難化の理由とは ?
文部科学省の地方創生政策に伴う「定員厳格化」の影響を受け、
大都市の各大学(特に私立大学)が合格者を減らしているため、合格最低点の水準が上昇しているためです。
この「定員厳格化」とは簡単に言うと、
もし当初設定した定員よりも多く学生を入学させたら国から大学への補助金を減らすよ。といったものです。
これにより合格者が減ったため入試が難化してしまいました。
実際にどのくらい合格者が減ったのか?
早稲田大学教育学部を例に出します。
2017年度→2018年度(前年比)
志願者 15409名→15886名(103%)
合格者 2155名→1803名(83%)
倍率 7.2倍→8.8倍(122%)
※参考
2015年度
志願者 13392名
合格者 2170名
倍率 5.5倍
露骨に減りましたね。
他の大学学部も同様の傾向です。
入試への影響はどんなものか?
合格者が減るということは合格最低点が上昇します。
これにより、入試難易度が以前よりも上昇することになります。
この傾向はいつまで続くのか?
この政策の期限は定められていませんので、この傾向はしばらく続くと思われます。
この難化を乗り切る方法は?
① ミスを少なくする
当たり前ですが、解くべき問題を落とさないことが一番重要です。
例えば、全体の10%ほどの難問を時間をかけて取り、残りの90%の基礎問題・標準問題をミスでたくさん落としてしまうとそちらの方が最終的な点数は低くなります。
② 過去問対策を強化する
A判定でも落ちてしまうという受験生が例年以上に多く見られました。
A判定なので過去問をやらずとも受かるだろうとたかをくくってしまうと、
自分の得意苦手を踏まえた取るべき問題、捨てるべき問題の判断ができず、点数が伸び悩む可能性もあります。
過去問対策で傾向を掴み、拾う問題、しのぐ問題をあらかじめ判断できるようにし、さらに弱点強化に努めましょう。
とにもかくにも、勉強を以前よりも精緻に仕上げていかなければなりません。
弱点を減らし、ミスを減らし、限りなく高い完成度を目指していきましょう。
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